理学工学技士

理学工学技士

藤原彩

2023年入社

安全な透析を行い患者さんの元気な姿を見続ける

CHAPTER 01

シャントを長期使用できるようエコー検査は入念に

シャントは、血液透析の要です。血液の出入り口となるため、血管が細くなって閉塞してしまうと、透析治療ができなくなってしまいます。そのため、私たち臨床工学技士が、定期的に患者さんのシャントをエコーで検査します。当院では、エコー検査時にすぐに院長に口頭で相談ができるので、迅速に対応可能です。患者さんができるだけ長くシャントを使えるよう、検査は入念に行うことを心がけています。

CHAPTER 02

安心安全な治療のために、機械の異変にいち早く気付く

私たち臨床工学技士は、機械の異変に敏感でなくてはなりません。機械が故障してしまうと、患者さんの治療が行えないからです。少しでも異音や動作異変を感じたらすぐに点検し、重大な故障が起こるのを未然に防いでいます。当院には6名の技士がいるので、ミーティングなどを行い、相談し合いながら日々の業務にあたっています。

CHAPTER 03

相手の立場にたって行動する

患者さんには、ご自身で聴診器をあててシャント血管を流れる血液の音を聞いてもらいます。これは音によってシャントの異変を確認してもらうためで、基本的に毎日必要です。患者さんのエコー検査時には、シャントの音を確認しているか、わからないことはないか、コミュニケーションをとりながらヒアリングします。毎日行うのは楽なことではないので、患者さんの立場に立った言葉選びをすることを大事にしています。

※プライバシー保護のため、仮名としています。

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